
昔は木といえばムク材でした。
使用する箇所によって堅い木・柔軟な木・防水性の高い木・防虫
性の高い木等を使い分けてきました。では、現在はというと、コ
スト面や生産性の面からムク材に代わり添加材だらけの粗悪な木
(もどき)が氾濫しているのです。
年月がたつとボソボソと剥がれてしまうようなプリントの木目に
魅力があるのでしょうか?しかも、万一の火災時にはそれらの
「木もどき」の建材は猛烈な化学物質をまき散らして、人間の命
を奪うのです。
ムク材に触れてみるとまず、その優しさが伝わってきます。夏は
ひんやりと涼しく、冬はじわっと温かいのです。また、木の優し
い香りに包まれて下さい。木立の中に居るかのようです。
使い込むほどに本物の木だけが見せる味わいも感じます。ムク材
は調湿性能も持っています。室内が乾燥すれば水分を吐き出し、
湿気が多い時には水分を吸い込みます。健康に暮らすために選ん
だ素材は生きているんですね。
「無添加住宅」はムク材しか使いません。だから磨いたり塗料を
塗り直したりのメンテナンスも大事になります。
そうした家とのお付き合いも楽しみになるくらい覚悟は持って欲
しいと思うのです。